自分を変えられるのは自分だけ。自ら選ぶを実践する”仕事の哲学”とは

自分のキャリアに対して主体性を持って取り組む「キャリアオーナーシップ」が注目されています。パスメイクホールディングス人事部長の高宗さんは、「学びもキャリアも自分で選ぶからこそ身になり、力になる」と語ります。
自分の人生を自分で決めることの重要性や、それらを支援するパスメイクホールディングスのメンバー、そしてその先にいるすべてのビジネスパーソンへの想いを聞きました。
PROFILE 南山大学外国語学部(社会学専攻)卒業。人材総合サービス会社、組織人事コンサルティング会社の営業職を経て、元同僚が起業したコンサルティング会社のスターティングメンバーとして参画。人事・総務・経理・法務・広報・システム部門を束ねる管理部門の責任者に従事し、数社のM&A、PMIなどにも従事。2019年パスメイクホールディングス株式会社へ参画。 |
変革のタイミングにあるパスメイクにジョインした理由
――まず自己紹介をお願いします。
パスメイクグループ全社の人事・総務・法務業務に従事しています。
人事領域は制度の策定や改定、評価運用などの業務、採用業務に加え、入社から退職までの社員の労務、給与、福利厚生など多岐に渡ります。 法務領域は、各社が取引先様と締結する契約書のリーガルチェック、締結業務、契約書管理など。 総務業務は、各社部門の協力を得ながらビル管理、社内イベント企画・運営などがあります。
休日は愛犬との時間をできるだけ多く持つようにしています。毎日長時間留守番したり、在宅ワーク時にも私の仕事が終わるのをおとなしく待ってくれているのですが、平日、日中は、なかなか相手をしてあげることができないので、時間が取れれば、一緒に時間を過ごすようにしています。
――これまでどのようなキャリアを歩んできたか教えてください。
パスメイクホールディングスにジョインする前は、人材総合サービス会社と組織人事コンサルティング会社に勤めていました。
就活時の会社選びで重視していたのは、性別関係なく対等に働ける会社であること。私は共働きの家庭に育ったのですが、母親は昔ながらの男尊女卑社会で仕事をしていたこともあり、なぜ男女平等ではないのか?という疑問をずっと持っていました。結果、新卒では人材総合サービス会社へ入社し、営業職を経験しました。
様々な業界やエリアを担当し、責任者としても業務を任されましたが、7年弱の期間を経て「やり切った」という気持ちになりました。また、人材という「人」に関わってきましたが、次第に「会社を良い状態にするにはどうしたらいいんだろう」という気持ちが芽生えるようになりました。そこから、「人」から「組織」への興味を持つようになったんです。
このことをきっかけに、組織人事コンサルティング会社に転身し、現場のコンサルティングワークを経験しました。その後、元同僚が起業した組織人事コンサルティング会社のスターティングメンバーとして参画し、管理部門で人事や広報・法務など幅広い業務に従事しました。スタートアップ企業でしたが、複数社のM&AやPMIなどの経験も積むことができました。
――パスメイクホールディングスへの入社を決めた理由やきっかけを教えてください。
様々な業務を経験しながらも、やはり人事領域に集中して携わりたいと感じていたころに出会ったのが現在のパスメイクホールディングスでした。
「個人商店からパブリックな会社」への変革タイミングにあったことから、これまでの経験を活かすこともでき、かつ新しいことも経験できそうだと思い参画することを決めました。会社のステージが変わるという大きな変化のタイミングで、やることはたくさんありました。元々、平坦な道を好まない性格なのか、人事領域で様々なことを「作って」いけることに面白みがあるとも思っていましたし、このタイミングで参画できることを楽しみに感じました。
また、私は働く会社を決める際に「どのような人たちが経営に携わっているのか」「どのような方向に向いたいのか」を見るようにしています。面接を繰り返し受ける中で共感できる部分があったことも、入社を決めた理由として挙げられます。
自分だけでなく他人の個も尊重したい
――普段働く中でどんな点にやりがいを感じますか。
うまくいっていなかったことが、何かをしたことにより、少しずつでもうまくいくようになっているという実感が持てたときです。
自分だけができるという存在価値ではなく、自分がいなくてもうまくいくようになっている、という仕組みや流れを創ることにやりがいを感じます。
また、働く上で「どうせやるなら、とことん楽しむ!」。そして「できない理由を探すより、どうすればできるかを考える」ことも大事にしています。
――仕事を「とことん楽しむ!」というポジティブな気持ちを保ち続ける秘訣はありますか。
私は「自分しか自分を変えられない」と思っています。人からどんなこと言われたとしても、自分が変わろうと思わなければ、変わることはできないものです。仕事の中でハードな局面があるのは避けられないですが、「自分しか自分を変えられない」という思いが根底にあるからこそ、「どうせなら毎日楽しいほうがいい」と思えているのかなと。
こうした気持ちを保てているのは、「自分を責めすぎない」ことを意識していることもあると思います。自責のスタンスは大切ですが、自分を責め過ぎるとマイナスから抜け出せなくなってしまうのではないかと思うので。うまくいかないことがあったら反省し、学べるところは学びつつ、「自分はこれだけやったんだ」と気持ちを切り替える姿勢も必要なのではないかと思います。
――働く人とのコミュニケーションで心がけていることはありますか。
「『部下』 『上司』の視点ではなく、共に働く『メンバー』として接すること」を大切にしています。
組織上の上下関係はあっても、役割の違いなのだと思っています。上司だから偉い・スゴイ、部下だから従う・意見を言えない、といった考えを前提にするのではなく、同じ目的に向かって進んでいる「メンバー」として業務に従事しているという意味では、必要な視点だと思っています。
同時に、「他人の個」も大切にするようにしています。役職や性別、雇用形態を問わず、フラットな姿勢でコミュニケーションをするようにしています。
例えば「バイトさん」「派遣さん」という呼び方も違和感を覚えますし、皆で一緒に働くメンバーなのだから、その人の「名前」で呼び合うことが自然だと思っています。
「学び」も「キャリア」も自ら選んでいくことで力になる
――高宗さんご自身で今取り組んでいる「学び」があれば教えてください。
これまで広く浅く携わってきた「人事」という領域において、会社や組織の状態が違えば、日々「学び」ですし、組織は変わるものなので学ばない日はありません。
「何かを学ばなければならない」ではなく、何か興味があるものに対して「もっと知りたい」という想いが学びにつながるものだと思います。たとえ仕事に直接紐づいていなくても、好きなことや好きなものに対する興味が「学ぶ」ことにつながるのではないでしょうか。その学びが、後々自分の身になり、力になるのだと思っています。
――自分から主体的に「学びたい」と想うからこそ、結果的に役に立つということですね。
自分を変えられるのは自分だけです。「学び」だけでなく「キャリア」でも同じことが言えるでしょう。今、そしてこれからの時代にも必要とされる、一人ひとりが自分のキャリアに対して主体性を持って取り組む意識と行動である「キャリアオーナーシップ」を持つことにもつながることだと思います。
私自身はこれまで自分でキャリアを選んで決めてきたので、反省はしても、後悔したことは一度もありません。もし「人生のどの時代に戻りたいか」と聞かれたら、「自分が決めてここにいるのだから、どこかに戻りたいという気持ちはないです」と言うと思います。
「学びのチカラと学びの支援で 輝く人生を 豊かな社会を」実現するために
――改めて、パスメイクホールディングスはどのような会社だと思いますか。
パスメイクホールディングスの存在意義は、グループ各社の事業がうまく進むように支援することだと思っています。各社それぞれが異なる文化を持ち、それぞれ異なる事業を行っていますが、「学びのチカラと学びの支援で 輝く人生を 豊かな社会を」というパスメイクグループパーパスのもとに存在しています。
各社が、そして各社のメンバーがその意義・目的を果たすために「今まで」より「これから」を見て、自信をもってサービス提供できるように「支援したい」という想いを持っています。こうした想いに共感いただける方であれば、とても充実した時間が過ごせるフィールドだと思います。
――今後、高宗さんが達成したいことや考えているキャリアパスを教えてください。
グループ各社が第二創業期を経てもう一段上に上がるために、時間と知恵を注ぎたいです。
「個人商店」から「パブリックな会社」になるために必要なこと、できていないこと、やるべきことはまだまだたくさんあります。仕組みを作ることもそのうちの一つですが、会社・グループが目指す方向へ、グループメンバー一人ひとりが自ら考え、その考えをもとに意志をもって物事に取り組み、達成感が得られるように支援していきたいです。